少年野球で学んだこと

少年野球で学んだこと



綺麗な空です。

さて、先日棚の整理をしていましたら、昔やっていた少年野球の時に取ったメダルが出てきました。

私が在籍してた、この野球チームと言うのが少し変わっていて基本休み無しなんです。

名目上は木曜日休みなんですが、

木曜日は「希望者だけ来い」という物で、つまり全員来いという事で

その通り休んだら、「お前休んだな」という物で、全然休みじゃなかったです。

雨の日以外はほぼ野球漬けと言う日々でした。

だから、雨の日になると遊びに行けるので、雨が降るとてもうれしかったのを覚えてます。

(だから、あいにくの雨なんてのは無いのです)

まぁそれだけ練習しているチームですから、少しストイックな部分があったので

人数は少なかったですが(一時期10人に、野球は9人ですのでギリギリです)これがめちゃくちゃ強かったんです。

だって雨の日以外ずっと練習しているんだから、当たり前と言えば当たり前ですかね。

しかし、強いからと言ってもプロ野球選手になりそうな体のでっかい子がいるわけでなく

みんな小柄で、非力な子ばかりだったのです。

それで、何でたくさん優勝できたかと言うと、まず守備がすごいんです。

徹底的にノックばかりしてましたから、殆どエラーしません。

肩の強さや足の速さとか個人差はありますが、この守備は練習で何とかなります。

そして、ピッチャーは剛速球の大エースと言うわけでなく、チームで一番コントロールがいい子で

球は本当に遅かったですが、四死球が圧倒的に少なかったんです。

野球で一番失点につながるのは四死球とエラーですが、日々の練習でそれを徹底的鍛え上げてましたので

失点がとにかく少なかったんです。

そして、打つ方なのですが、これまた徹底されていて、基本は2ストライクまでは絶対振らないのです。

それは何故なら、せこいと思われるかもしれませんが、小学生は技術と体力が伴ってないので

四球が出やすいのです。

だから出来るだけ、球数を投げさせ、とにかく塁にでると言う作戦でした。

打率(ヒットやホームランなどバットに当てて塁に出る率)は異常に低いのに、出塁率だけは異常に高いのです。

そして、塁に出たら必ず盗塁するのです。

プロ野球ともなれば盗塁を決めるのは難しい事ですが、小学生の肩は弱いので、比較的決まりやすいのです。

そして、私の在籍してたチームは皆小柄ですばしっこい選手ばかりだったので何番であろうと、とにかく走りまくってました。

(※ちなみに私は鈍足だったので、キャッチャーの肩次第でサインが出てました)

「でも、野球って点を取らなければならないけど、打率は低いのにどうやって点数を稼ぐの?」と思われる方も

おられるかもしれませんが、バットを振らなくても点が取る方法があるんです。

それがバントです。

例えば1番バッターが出塁すると盗塁します。

そして2番はバントをし三塁に送る。

そして三番バッターはスクイズをする。

それで1点を取る。

という具合です。

これが打順がどこから始まろうが、何番バッターでも同じです。

ふつう野球と言うと、四番バッターの前に塁をためて打って返すという物ですよね?

しかし、そうした生温い考えはなく、4番だろうと5番だろうと容赦なく、バントのサインが出てました。

4番というとチームで長打力がある選手というのが普通ですが、私が在籍してたチームは

一番バントがうまい選手が4番なのです。

それぐらい徹底してました。

走りまくり、バントしまくり、で相手は混乱し四球は出るは、エラーは出るは、もう無茶苦茶で

相手が犯したミスをチームでたたみ掛けて、弱いチームと対戦する時はほぼコールド勝ちでした。

ヒット一本も出なくても、勝つなんてこともよくありました。

また、今日はバッティングの調子が悪いとか、今日は球の走りが悪いという物にも悩まされる事もありませんでした。

だって、もともとその2つは持ち合わせてませんでしたので

殆どの試合、同じ調子で臨めました。

守備とかは走塁とかはバッティングほど調子という物はないので。

まぁ「小学生なんだからもっと伸び伸びやらせろ」「野球が楽しくなくなるだろ」という意見もあるでしょうが

少年野球の正しい教育方法は知りませんが、取りあえず勝ちまくりました。

そして、それなりに楽しくやってたなぁ。

でも、私たちの様な体の小さい非力な選手が、所謂1番2番が出てクリーンナップが返すと言うような

王道チームを志したら、こんなに勝てなかったと思います。

勿論、それぞれが好きなように伸び伸びやらせるというのも一つの方法だと思います。

将来長い目で見たらそちらの方が善いという人もいるでしょう。

しかし、全然勝てなくて弱っちかったら楽しくなるのでしょうか?

そんな中自分らしく、伸び伸びと自分の好きなようにやれるのでしょうか?

私たちがボロカスに負かしたチームは、シーンと静まり返って、

とても伸び伸び楽しそうにやってるようには見えませんでした。

例え遊びの草野球でも、本気になる人がいるのは、やっぱ勝利が勝負事の一番の快楽なのです。

だから、遊びでも本気になるのです。

例え、非力で小柄なチームでも、徹底的に一つの目標に向かえば何とかなるもんなのです。

そこに、個人の思想だ、個性だといった生温い物はありませんし、その方法がいいか悪いか

は知りませんが結果は出てました。

結果が全てではないと言いますが、結果が出ないという事は、それまでの道筋に問題があるので

理想としては伸び伸び楽しくやって勝つことですが、勿論ダルヴィッシュ選手やマー君の様な

圧倒的に個人能力が高い選手がいれば伸び伸び楽しくやって勝てる人もいるでしょうが

そうでなければ、個性云々より、徹底的に空じて、チームで結束すべきでしょ。

どんなに良い個人成績を残しても、チームが勝てないなら詰まんないですからね。

そして、そのチームに在籍してた子は中学に上がっても殆ど野球部に入りましたし、中には東海チャレンジャーと言う

プロになりそうな子も集まるような本格的なチームに入ってた子もいます。

伸び伸び野球をやらしてもらったわけではありませんが、卒業生で誰一人野球を嫌いになった子はいません。

むしろ勝てて野球が好きになったんじゃないでしょうか。

(※ちなみに私はバスケ部に入りました、勿論野球が嫌いになったわけではなく、夕方は野球で夜はミニバスに通っていてバスケの方が面白かったので)

このチームに在籍して学んだ事は

①努力次第でどうにでもなる事を徹底する事。

②力が無ければ、より徹底して協力し、不足している力を補いあう事

③自由に伸び伸び楽しくと言うのは、結果とワンセットであるという事


100メートルを9秒で走れと言っても無理ですが、毎日10分走る事または歩く事なら、努力次第でどうにかなります。

それを、継続させても、100メートルを9秒で走る事は出来ませんが、運動不足は解消され、健康になります。

そしたら、色々出掛けられて優雅な生活が送れます。

別に100メートルを9秒で走れなくても、幸せを感じる事は出来るのです。

個人能力よりも高い事を望むと、余計な悩みを生み

そのおかげで自分がすべきことすら出来なくなるのは、本末転倒なのです

ですから、出来る事をコツコツと、積み重ねれば大きな力となるのです。

②ですが、この世の真理は尽くしあいです。

従って、空じて協力し合う事は基本と言えますね。

ただ、自分に自信がある方は迷惑をかけない様に好きなように生きるべきです。

しかし、誰一人無常の風を免れる事は出来ない事は、頭の片隅に置いていて方が良いと思いますが。

少しストイックなチームでしたが、約3年間続けたおかげで、色々な経験が出来ました。



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[ 2014/12/25 09:00 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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