矛盾のままに引い合わせる

矛盾のままに引き合わせる



ヒラドツツジが満開です。

今日から十二連休という方もおられると思いますが、ゴールデンウィーク楽しんでくださいね。

さて、我々は「自分と他人」「仕事、プライベート」「好き、嫌い」

といった区切りがあります。

確かに、区切ればはっきりしてわかりやすいですし、それはそれで別に問題は無いのですが…

正直しんどいですよね。

確かに嫌いなものは嫌いですし、自分は自分で他人は他人です。

割り切ることは物事を進めていく際には大切です。

しかし、「本来無一物」という言葉がありますように、この世は空でありすべての実体は無いのです。

無いのが本来なのです。

従って、そこに区別があればあるほど、疲れや何か不具合が出てきても当然と言えます。

ですから、我々が目指すべき本当の姿とは、その虚空の世界に今生で浸りきるということに

決着が行くのです。

そこで、大切になるのが、本来違って見えるものも、本来は一緒という事実を受け止めることです。

いくら嫌っても、違うと思い込んでも、それは我々の意識がそうさせているだけで

真実はすべて一体なのです。

よって、その違っている世界、物、人と如何にしたら和合できるか?が大切になるのです。

この違う2つの存在を引き合わせる事を、真言宗では不二の発想といいます。

で、まず如何に引き合わせるかというと、まず自身から妥協することです。

つまり、ます自分を伏するということです。

ここでやってはいけないのは、相手を伏させる事や相手に変化を求める事です。

これは、まずうまく行きませんね、喧嘩になります。

自分から、妥協さえすれば、相手もその姿を見て徐々に受け入れてくれるのです。

そして、情報を、ありったけの自分の情報をメディア化することです。

そこで、相手と何か共通点と言うものが一つでも引っかかれば、親近感が生まれ

結合が更に早くなります。

つまり、自身を降伏させると言っても、無条件降伏するのではなく

ある程度「私はこうですよ」とこっそりと主張や自身の意志は持って置かなければなりません。

仏教に「随所作主(ずいしょしゅとなる)」という言葉があります。

いかなる状況でも常に主体性を持っていなければいけないということです。

もちろん、俺だ俺だと主張するのは違いますが、どんな状況でも人や環境のせいにしていては

ダメなのです。

従って、受け入れても「ここだけは譲れないという事」まで、降伏してしまったら

自分が自分でいられなくなってしまいます。

不二ということは、相手は自分であり、自分は相手でもあるのです。

つまり、すべて一緒にするということではなく、矛盾を含んだままそれが合わさっていく事が

「不二」なのです。

相手の言うがままに、すべてを変えることも、逆に相手に変えさすことも

ご法度なのです。

「でも、そこまでしなければいけないの?」と思われるかもしれませんが

我々は口々に「幸せな時間を増やしたい」「苦から開放されたい」と言いますが

殆どの人はその根本的な解決の努力を努めようとしないのです。

「仕事はしんどい」と決めつけ、「〇〇は嫌い」と決めつけ、細胞分裂をして行き

苦しみが増して行くのです。

だったら、その2つの対立する存在を先ほどの手法を用いて、どーやったら引き合わせれるか

やって見たら良いのです。

仕事だったら、自分の好きなことをどうにかしたら取り入れられないだろうか?と試みる。

もし、それが成功したならば、仕事は仕事だと割り切っていた物に「好き」が加わることにより

それは、仕事なのか?遊びなのか?そんな境地になるのです。

今これから「オンとオフが無くなる」と言われています。

それは、遊びのような仕事、仕事のような遊びということではないでしょうか?

あの有名な「Apple」は創業者のジョブス氏が子供の頃ガレージで電子部品で遊んでいた事から

始まったと言われています。

仕事と割り切ると、そこに自分という存在が入り込む余地が無くなり、魂が停滞し

その心の隙間に、煩悩が忍びやすくなるのです。

そうすれば、あらゆるものに執着が生まれ苦しみが生まれるのです。

確かに割り切る事は、場面場面では必要です。

しかし、端から決めつけるのとは違います。

ただの食わず嫌いということもありますしね。

そんな、思い込みだけで、苦痛の時間を増やしているのだとすれば

勿体無いですよね。

「やらされました」「従ったまでです」と言ってもそれは自分の意志で決めたことに変わりないのです。

どのみち、すべての結果は自分の責任であるので、どうせだったら自分はこう決めたと

自覚があった方が何かと為になりますよね。

だから、どんな状況でも主体性がなければならないのですね。

しかし、現実にはいきなりはそんなことは出来ないでしょうから、

「すべき事」「できる事」「好きな事」を徐々に混ぜていくことが、第一歩となりますね。

ですが、いかなる状況でもどこかに、自分の好きなことをねじ込む余地はないか?

また、自分の好きなことに、この仕事で学んだスキルを活かす方法は無いか?

と、最初は区切られた世界かもしれませんが、徐々に相互関係を深めていき

いつかそれが一つと感じられるように、そして必要とあれば2つに出来るように

自在に出来るようにしましょう。


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[ 2015/04/25 18:00 ] 未分類 | TB(-) | CM(-)