他の幸せを考えるのであれば…



正月三が日が終わりましたね。

カモが気持ちよさそうにゆったりと公園の池を泳いでいます。

それもそのはずで、三が日とも風もなく、暖かく、穏やかで、例年の事を思うと

とても過ごしやすい正月でしたね。

それにしても穏やかに気持ちよさそうに泳いでます。

…穏やかな人を見ると自然とこちらも心が穏やかになりますよね。

実はそれにはちゃんとした理由がありまして、その人は実は仏様なのです。

仏教には三宝という言葉がありまして、その三宝は「仏様」「仏様の教え」「仏様の教えを実践する人々」

を指していて、それらの存在は人々に安心を与えるのです。

ですから、その仏様な穏やかな人と見ると、不思議と穏やかになるのです。

…口では「人を幸せにしたい」と言いながら、ついつい自分の思い通りにならないと

不満や不安を抱き、挙句の果てに周りに当たり散らしたりします。

他の為と言いながら、自分の欲求を追求し心が穏やかにならなければ本末転倒ですよね。

それだったら、まず自分が穏やかになるように努力するべきですね。

それは自分の為だけではなくて、他の為でもあります。

仏教には、自利利他円満という言葉がありますが、自利とは自分の利益、利他は他人の利益です。

それぞれ満たされて初めて我々は円満になるのです。

仕事の基本は自分以外の存在の喜びに施すことであります。

しかし、必ずしも、それが自分の喜びで有るとは限りません。

自分が嫌な事で、他人の為とイヤイヤ続けていくと、仕事ははかどらないし、

自分の心と身体がボロボロになり、言葉や行動がおろそかになります。

それでは永遠に穏やかな時が来ませんよね?

ですから、自分の幸福や喜びを追求することも大切になるのです。

それは自分の為だけではなく、それが結果として他の為にもなるからです。

自分の喜びと、他人の喜びという矛盾する価値観の交わる点こそ、我々が目指す

中道でしょう。

ですから、人を幸せにしたいと思うのならば、まず自分がそこにいなくてはなりません。

自分だけまたは他人だけの喜びを追求し、穏やかになることは難しいですね。

ですが、その道を見つけやすいのは利他の行いから見ることです。

何と言っても、本来確固たる自分という存在は無く、様々な施しを受けて

自分という存在は成り立っているのです(縁起の法則)。

ですから、そうした自分を考えれば「今すべきこと」は自ずとわかると思います。

ですが、できないことはやっぱりできませんので、その中で「できること」となります。

そして、できても、好きなことでなければ継続は難しいのでその中で「好きな事」です。

こうした具合に利他の行いから、サーチをかけて行くと中道にたどりやすいですね。

まぁ、よっぽど経済力が有る方は、思うがままにやっていただいてもいいですが。

ですが、現実には利他からスタートですね。

「情けは人の為ならず」と言うように他への施しは自分の為でもあるのです。

そして、自分の幸福の追求も、他への為でもあるのです。

…ですから、どんな他のために善い行いでも怒ってやるのは結果自他共に良くないので

少し休憩したり、行いそのものを見直し、無理をしないようにしましょう。

苦しみながら行うのは正しい修行でもなんでもないのです。

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[ 2016/01/04 20:09 ] 未分類 | TB(-) | CM(-)